映画「窮鼠はチーズの夢を見る」

コロナでしばらく映画館から遠のいていましたが、久しぶりに劇場に足を運びました。

選んだ映画は「窮鼠はチーズの夢を見る」

大倉忠義演じる大伴と成田凌演じる今ヶ瀬は
大学時代の先輩後輩の仲。

探偵業をしている今ヶ瀬は偶然、浮気調査の依頼から、大伴の浮気を知ることとなり、
7年ぶりに大伴の前に姿を現す。
大伴は浮気の事実の口止めの条件に今ヶ瀬から関係を迫られることになる。

今ヶ瀬は学生時代から
ずっと大伴を思い続けていたのだ。

大伴への強い想いに今ヶ瀬の行動がエスカレートしていき、戸惑う大伴だったが、次第に彼も今ヶ瀬に惹かれていく…


もしも
私が同性(女性)を好きになり、
その相手の性対象が男性だとしたら
私はどうするかな。

きっと私は今ヶ瀬のように大胆に自分の想いをぶつけることはできない。
相手の迷惑になることや、
嫌われてしまうのが不安で
きっと自分の気持ちを押し殺してしまうだろう。

セクシャルマイノリティやジェンダーを
徐々に認められつつある社会ではあるけれど、まだまだ排他的に扱われがちななか、
今ヶ瀬の大伴を思う気持ちは苦しいほどに愛情深い。

劇中の成田凌演じる今ヶ瀬は
まるで捨てられて拾われた子猫のよう。

せつない一方通行の恋。
どうしても立ちはばかる心の壁。
かなり過激な性的描写もありますが、
すごくいい作品でした。




お洒落とバレエとよもやま話

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2コメント

  • 1000 / 1000

  • 雪見

    2020.09.13 14:12

    @Mr.Peanut確かにひとつ飛ばしの座席で隣を気にしなくリラックスして観ることができました。やっぱり大きなスクリーンはいいですね(*^▽^*)
  • Mr.Peanut

    2020.09.13 13:04

    映画館は、コロナ対策バッチリみたいですね!!換気といい、ソーシャルディスタンスといい、、快適そのものと聞いたことがあります。いい映画に出会うと日常が少し違って見えたりしますよね。また、教えてください(^ ^)